舌磨きのやり方は?正しい手順や頻度を解説|千歳烏山の歯医者「千歳烏山交番通り歯科」土日も診療 千歳烏山交番通り歯科

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-33-34 アベニュー烏山101

トピックス TOPICS

舌磨きのやり方は?正しい手順や頻度を解説

目次

世田谷区千歳烏山駅徒歩3分の歯医者「千歳烏山交番通り歯科」です。
「舌磨きが口臭予防に良いって聞いたけど、正しいやり方が分からない」と悩んでいませんか?
実は間違った舌磨きは、逆に舌を傷つけてしまうリスクもあります。
ケアのひとつである舌磨きは、適切な方法を知ることで大きな効果を発揮します。
今回は、舌苔の原因から舌磨きの手順、道具の選び方、注意点までを丁寧に解説します。
正しい知識を身につけることで、口臭対策だけでなく全身の健康維持にもつながります。
結論として、舌磨きは「朝1回・やさしく・専用ブラシ」で行うのがベストです。  

 

舌苔とは何かを知ろう

舌苔とは、舌の表面にたまる白または黄色っぽい汚れで、口臭の大きな原因のひとつとされています。
この汚れは、食べかすや剥がれた粘膜、細菌などが舌乳頭の隙間に蓄積してできるものです。
唾液が少ない方や口呼吸をする習慣がある方は舌苔がつきやすく、口臭が強くなる傾向があります。
見た目にも不衛生な印象を与えるため、気になる場合は日常的なケアが必要です。
うがいだけでは落とせないため、舌磨きが効果的です。
 

舌磨きの基本手順

舌磨きを始める前には、まず水や専用ジェルで舌をしっかり湿らせておきましょう。
乾燥した状態では汚れがこびりつきやすく、無理にこすってしまうと舌を傷つけてしまいます。
鏡を使って舌苔がついている場所を確認し、舌を前に突き出して磨く範囲を明確にしましょう。
舌専用ブラシを使い、奥から手前にやさしく数回掻き出すように動かします。
往復したり強くこすったりすると味蕾を傷つけてしまうので注意が必要です。
 

使用する道具と選び方

舌磨きには歯ブラシではなく、専用の舌ブラシを使うことが重要です。
歯ブラシは毛が硬すぎて舌を傷つけてしまうことがあります。
おすすめの舌ブラシには以下のような種類があります。

  • ・ブラシタイプ:毛束が舌の凹凸に入りやすく初心者向き
  • ・ヘラタイプ:舌にやさしくフィットし摩擦が少ない
  • ・スクレーパータイプ:広範囲を一気に掃除できるU字型
  • ・ステンレス製:長持ちするが力加減に注意が必要

どのタイプも使用後は水洗いして清潔に保ち、定期的に交換することが大切です。
 

舌磨きの頻度とタイミング

舌磨きは1日1回を目安に、朝起きてすぐのタイミングで行うのが理想的です。
睡眠中は唾液の分泌量が減少し、細菌が繁殖しやすくなるため、朝の舌苔は特に濃くなります。
歯磨きより先に舌磨きをすることで、汚れや菌を先に取り除けます。
頻繁に磨きすぎると、舌の粘膜がダメージを受けて逆効果になることもあるため、必要以上に行わないようにしましょう。
特に舌苔が厚い場合でも、少しずつやさしく除去することが大切です。
 

舌磨きで得られる効果

舌磨きを正しく続けることで、さまざまなメリットがあります。
以下のような効果が期待できます。

  • ・口臭予防につながる
  • ・歯磨きの効果を高める
  • ・風邪やインフルエンザなどの感染症予防
  • ・誤嚥性肺炎のリスク軽減
  • ・味覚が正常に保たれる

特に高齢者や口腔内が乾燥しやすい人にとっては、舌磨きは日常的なセルフケアとして非常に有効です。
毎日のルーティンに取り入れて、口の中から健康を保ちましょう。
 

まとめ

舌磨きは、正しい方法と頻度で行えば、口臭予防だけでなく全身の健康維持にもつながる大切な習慣です。
ポイントは、朝1回・やさしく・専用ブラシを使うこと。
無理に強くこすらず、継続的にケアすることで清潔な口腔環境が保てます。
舌苔が気になる方は、今日からさっそく取り入れてみてください。



少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

世田谷区千歳烏山駅徒歩3分の歯医者
千歳烏山 交番通り歯科
住所:東京都東京都世田谷区南烏山6-33-34アベニュー烏山101
TEL:03-6279-6487