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世田谷区千歳烏山駅徒歩3分の歯医者「千歳烏山交番通り歯科」です。
歯ぐきからの出血や口臭が気になったことはありませんか。
実はそれ、歯周病の初期症状かもしれません。
歯周病は、進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまう怖い病気です。
さらに、歯周病は全身の健康にも悪影響を及ぼし、糖尿病や心疾患などのリスクを高めることがわかっています。
今回は、歯周病の原因を詳しく解説し、予防や改善方法についても紹介します。
歯周病のリスクを知り、正しいケアを実践することで、健康な歯を守りましょう。
歯周病の主な原因
歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。
歯と歯ぐきの間にプラークが溜まると、細菌が毒素を出し、歯ぐきに炎症を引き起こします。
やがて炎症が進行し、歯を支える骨を溶かしてしまいます。
特に、歯磨きが不十分な場合や歯石が長期間放置された場合は、歯周病が進行しやすくなります。
また、加齢による免疫力の低下も影響し、歯周病のリスクを高める要因の一つです。
歯周病を悪化させる生活習慣
歯周病の進行には、生活習慣も大きく関係しています。
特に喫煙は、歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病の進行を早める要因となります。
また、ストレスが多いと免疫力が低下し、細菌への抵抗力が弱まるため、歯周病が悪化しやすくなります。
食生活も重要で、甘いものや柔らかい食べ物ばかり摂取していると、歯垢が増えやすくなり、歯周病のリスクが高まります。
- ・喫煙による血流の悪化
- ・ストレスによる免疫力低下
- ・甘いものや柔らかい食事の過剰摂取
- ・不規則な食生活による栄養不足
- ・運動不足による血流の低下
歯並びや噛み合わせが
与える影響
歯並びが悪いと、歯と歯の間に食べカスが残りやすくなり、歯垢が蓄積しやすくなります。
特に歯の重なりがある部分や奥歯は、歯磨きが行き届かないため、プラークが溜まりやすい環境になります。
さらに、歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯や歯ぐきに過度な負担がかかり、炎症を引き起こす原因となります。
歯科矯正やマウスピースの使用を検討し、歯並びや噛み合わせを整えることで、歯周病のリスクを軽減できます。
歯周病と全身疾患の関係
近年の研究では、歯周病が全身の健康にも影響を与えることがわかっています。
特に糖尿病とは深い関係があり、歯周病が悪化すると血糖コントロールが難しくなります。
また、歯周病菌が血流に入り込むことで、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクを高める可能性があるとされています。
さらに、高齢者では誤嚥性肺炎の原因となることもあり、口腔ケアが重要視されています。
- ・糖尿病(血糖値のコントロールが悪化)
- ・心筋梗塞・脳梗塞(動脈硬化の進行)
- ・誤嚥性肺炎(高齢者の肺炎リスク増加)
- ・早産・低体重児出産(妊婦のリスク上昇)
歯周病を防ぐための習慣
歯周病を予防するためには、毎日の口腔ケアが欠かせません。
正しいブラッシング方法を実践し、歯と歯の間の汚れをデンタルフロスや歯間ブラシで取り除くことが重要です。
また、定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見・治療が可能になります。
生活習慣の改善も大切で、バランスの良い食事や適度な運動を取り入れることで、歯ぐきの健康を維持できます。
まとめ
歯周病の原因は、歯垢に含まれる細菌だけでなく、生活習慣や歯並び、全身疾患とも深く関わっています。
特に喫煙やストレス、糖尿病などは歯周病を悪化させる要因となるため、日頃のケアが重要です。
正しいブラッシング習慣を身につけ、デンタルフロスや歯間ブラシを活用することで、歯周病を防ぐことができます。
定期的な歯科検診を受け、早期発見・早期治療を心がけることで、健康な歯と歯ぐきを維持しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
世田谷区千歳烏山駅徒歩3分の歯医者
『千歳烏山 交番通り歯科』
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