世田谷区千歳烏山駅徒歩2分の歯医者「千歳烏山交番通り歯科」です。
歯並びと噛み合わせは、単に見た目の美しさだけでなく、全身の健康に深く関わる大切な要素です。顎関節の違和感や歯並びの改善に関心をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、歯並びと噛み合わせがどのように関連しているのか、悪い噛み合わせがどのようなリスクを引き起こすのかを詳しく解説します。そして、目立ちにくいマウスピース矯正によって、見た目の歯並びだけでなく、機能的な噛み合わせの問題をどのように改善できるのかを分かりやすくご紹介します。
歯並びと噛み合わせの関係|見た目だけの問題ではない?
歯並びと噛み合わせは、一見するとそれぞれ独立した問題のように思えますが、実は密接に関連しています。歯がデコボコに並んでいたり、隙間があったりすると、上下の歯が正しく接触する位置を見つけにくくなります。これにより、食べ物を効率良く噛み砕くことが難しくなったり、特定の歯や顎に過度な負担がかかったりするようになるのです。
噛み合わせの乱れは、単に見た目が悪いというだけでなく、お口や全身の健康にさまざまな悪影響を及ぼします。例えば、咀嚼機能が低下することで消化器官に負担がかかったり、顎関節に不調が生じたりする可能性があります。また、正しい噛み合わせは全身のバランスにも影響を与えるため、噛み合わせの問題は姿勢の乱れや肩こり、頭痛など、一見関係なさそうな身体の不調につながることも少なくありません。
このように、歯並びの乱れは噛み合わせの問題を引き起こし、それがさらに多岐にわたる身体の不調の原因となることがあります。そのため、歯並びと噛み合わせの両方を総合的に改善することは、お口の健康だけでなく、全身の健康を維持するために非常に重要です。
「正しい噛み合わせ」とは?理想的な状態を解説
理想的な「正しい噛み合わせ」とは、お口を閉じたときに、上下の歯が適切に接触している状態を指します。具体的には、奥歯をしっかりと噛み合わせた際に、上の前歯が下の前歯に2〜3mm程度自然に重なり、過度に深く噛み込みすぎず、また開いた状態でもないことが重要です。前歯が適度に下の歯を覆うことで、食べ物をスムーズに噛み切ることができます。
また、歯が左右対称にバランス良く並んでいることも、正しい噛み合わせの重要な要素です。歯が正しい位置に収まっていることで、噛んだ時に歯全体に均等に力が分散され、特定の歯や顎関節に負担が集中するのを防ぎます。これにより、食事の際に食べ物を効率的にすり潰すことができ、顎関節への負担も軽減されます。ご自身の噛み合わせに不安がある場合は、一度歯科医院で相談してみることをおすすめします。
歯並びと噛み合わせが悪くなる主な原因
歯並びと噛み合わせが悪くなる原因は一つではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。一つ目の大きな要因として挙げられるのが「遺伝」です。親や祖父母の顎の大きさや歯の形、歯並びの特徴が遺伝することで、お子さまの歯並びにも影響を与えることがあります。
二つ目は、幼少期の「癖」です。例えば、指しゃぶりや爪を噛む癖、舌で前歯を押し出す癖、口呼吸などが挙げられます。これらの癖は、顎の成長や歯が生える方向、位置に悪影響を及ぼし、出っ歯や開咬(前歯が噛み合わない状態)などの不正咬合を引き起こすことがあります。
三つ目は、「抜歯後の放置や歯の欠損」です。虫歯や歯周病などで歯を抜いた後、そのまま放置してしまうと、隣の歯が空いたスペースに傾いてきたり、噛み合っていた対合歯が伸び出してきたりすることがあります。このように歯が動くことで、全体の歯並びと噛み合わせのバランスが崩れてしまうのです。
最後に、一度歯列矯正を受けた後でも「後戻り」によって再び歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります。矯正治療によって歯を動かしても、歯の周囲の組織は元の位置に戻ろうとする性質があるため、治療後の保定を怠ると少しずつ歯が移動し、噛み合わせのバランスが崩れてしまうことがあるのです。
放置は危険?噛み合わせが悪いことで起こる身体への影響
噛み合わせは、単に「食べ物を噛む」という機能だけでなく、全身の健康と深く関わっています。悪い噛み合わせを放置してしまうと、口の中の問題にとどまらず、体の様々な部分に悪影響を及ぼすことがあります。
具体的には、顎関節症による顎の痛みやカクカクといった異音、さらには原因不明の頭痛や肩こり、めまいなど、一見すると歯科とは関係なさそうな症状を引き起こすことも少なくありません。また、歯並びの悪さから虫歯や歯周病のリスクが高まったり、顔の歪みにつながったりすることもあります。これらの問題は、日々の生活の質を低下させ、長期的に見れば身体全体のバランスを崩す原因にもなりかねません。
顎の痛みやカクカク音(顎関節症)のリスク
噛み合わせが悪いと、顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。顎関節は、下顎の骨と頭蓋骨をつなぐ蝶番のような役割を持つ関節で、食べ物を噛む、話すといった日常の動作で常に使われています。
正常な噛み合わせであれば、この顎関節への負担は均等に分散されます。しかし、噛み合わせのズレがあると、特定の箇所に力が集中し、関節円板と呼ばれるクッションがずれたり、顎の筋肉が過度に緊張したりすることがあります。これが、顎を開け閉めする際の「カクカク」といったクリック音や、強い痛み、口が開けにくいといった症状として現れるのです。
放置してしまうと、慢性的な痛みに悩まされたり、関節の変形につながったりする可能性もあります。顎の違和感や痛みを感じる場合は、噛み合わせが原因であることも考えられますので、早めに歯科医師に相談することが大切です。
原因不明の頭痛や肩こりを引き起こすことも
噛み合わせの悪さは、一見すると関係なさそうに思える頭痛や肩こりの原因となることがあります。これは、顎を動かす筋肉(咀嚼筋)と、首や肩の筋肉が密接に連携しているためです。
悪い噛み合わせによって、食べ物を噛むたびに顎の位置が不自然になったり、特定の咀嚼筋にばかり負担がかかったりすると、その筋肉が常に緊張した状態になります。この顎周辺の筋肉の緊張が、首や肩の筋肉へと連鎖的に広がり、血流の悪化や神経への圧迫を引き起こすことで、慢性的な頭痛や肩こりの原因となるのです。
特に、ストレスを感じると無意識に歯を食いしばる癖がある方は、噛み合わせの悪さがこれらの症状をさらに悪化させる可能性があります。長年「原因不明の頭痛や肩こり」に悩まされている場合、噛み合わせの改善が症状の緩和につながるケースも少なくありません。
虫歯や歯周病になりやすくなる
歯並びが悪いと、口の中の清掃が難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが著しく高まります。特に、歯が重なり合っていたり、デコボコに並んでいたりする部分は、歯ブラシの毛先が届きにくく、食べカスや歯垢(プラーク)が残りやすくなります。
磨き残された歯垢は、時間の経過とともに歯石となり、細菌の温床となります。これらの細菌が酸を出すことで虫歯が発生したり、歯茎に炎症を引き起こすことで歯周病が進行したりします。また、歯並びが悪いと、特定の歯に過度な力がかかりやすくなるため、歯の表面にヒビが入ったり、歯周組織への負担が増加したりして、さらにトラブルのリスクが高まることもあります。
このように、正しい噛み合わせは見た目の美しさだけでなく、日々の適切な口腔衛生を保ち、虫歯や歯周病といった深刻な口腔疾患から歯を守る上でも非常に重要な役割を果たしているのです。
顔の歪みなど見た目への影響
噛み合わせのズレは、顔の見た目にも影響を及ぼすことがあります。もし左右どちらか一方でばかり噛む癖があったり、顎の位置が慢性的にズレていたりすると、顔の筋肉のバランスが崩れてしまうことがあります。
例えば、片側の咀嚼筋ばかりが発達して筋肉のつき方に左右差が生じたり、顎の骨格に微妙な歪みが生じたりすることで、顔全体が左右非対称に見えることがあります。これは、正面から見た時に顔の輪郭が左右で異なったり、口角の高さが違ったりといった形で現れることがあります。
さらに、噛み合わせの悪さが原因で顎の位置が安定しないと、頭の位置や首の角度にも影響を与え、結果的に全身の姿勢の乱れにつながることもあります。噛み合わせを整えることで、顔の筋肉のバランスが改善され、より均整の取れた顔立ちや、美しい姿勢へと導かれることが期待できます。
マウスピース矯正で歯並びと噛み合わせは両方改善できるのか
歯並びと噛み合わせの問題は、見た目のコンプレックスだけでなく、全身の健康にまで影響を及ぼすことがあります。しかし、これらの問題をマウスピース矯正で本当に改善できるのか、疑問に感じる方も少なくないのではないでしょうか。
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かすことで、見た目の歯並びだけでなく、顎関節への負担軽減や咀嚼機能の向上といった機能的な噛み合わせの改善にもアプローチできる治療法です。このセクションでは、マウスピース矯正がどのようにして歯並びと噛み合わせの両方を改善するのか、その仕組みや適応症例、さらには従来のワイヤー矯正との違いについても詳しく解説していきます。
マウスピース矯正の仕組みと特徴
マウスピース矯正は、一人ひとりの歯型に合わせて作られた透明なマウスピースを段階的に交換していくことで、歯を少しずつ動かしていく治療法です。例えば、インビザラインという代表的なマウスピース矯正では、最初に精密な検査を行い、治療完了までの歯の動きを3Dシミュレーションで可視化します。このシミュレーションに基づいて、約0.25mmずつ歯を動かすよう設計された複数のマウスピースが作製され、患者さんは通常1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら治療を進めます。
この治療法の最大の特徴は、その「目立ちにくさ」と「取り外し可能」な点にあります。透明なプラスチック製のため、装着していてもほとんど気づかれにくく、日常生活や仕事で人前に出る機会が多い方でも抵抗なく治療を続けやすいというメリットがあります。また、食事や歯磨きの際にはマウスピースを取り外せるため、矯正中にありがちな食事の制限や、歯磨きのしにくさによる虫歯のリスクを低減できるのも大きな利点です。
従来のワイヤー矯正と異なり、金属のブラケットやワイヤーによる口内炎や痛みが生じにくい点も、マウスピース矯正が選ばれる理由の一つです。ただし、歯を効果的に動かすためには、歯科医師の指示通りに1日20〜22時間以上の装着時間を守ることが非常に重要となります。
マウスピース矯正で改善が期待できる歯並び・噛み合わせの症例
マウスピース矯正は、さまざまな歯並びや噛み合わせの問題に対応できる治療法ですが、特に軽度から中等度の症例において優れた効果を発揮します。具体的には、以下のような不正咬合の改善が期待できます。
まず、「叢生(そうせい)」と呼ばれる、歯が重なり合ってガタガタになっている状態です。これは歯が並ぶスペースが不足している場合に起こりやすく、マウスピースで少しずつスペースを作りながら歯を整列させることができます。次に、「過蓋咬合(かがいこうごう)」は、上の前歯が下の前歯に深く覆いかぶさっている噛み合わせです。マウスピースの厚みを利用して奥歯をわずかに噛み上げたり、歯の傾きを調整したりすることで、理想的な噛み合わせに近づけることが可能です。
「開咬(かいこう)」は、奥歯を噛んでも前歯が閉じずに隙間ができてしまう状態を指します。また、「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」は出っ歯、「下顎前突(かがくぜんとつ)」は受け口として知られています。さらに、「交差咬合(こうさこうごう)」は、一部の歯の上下の噛み合わせが反対になっている状態です。これらの症例も、マウスピース矯正によって多くのケースで改善が見込まれます。ただし、顎の骨格に大きな問題がある重度の症例では、マウスピース矯正単独での治療が難しい場合や、他の治療法との併用が必要になることもあります。ご自身の歯並びがマウスピース矯正に適しているかどうかは、歯科医師による精密な診断が不可欠です。
ワイヤー矯正との違いは?メリット・デメリットを比較
歯列矯正を検討する際、多くの方が「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらを選ぶべきか」という疑問に直面します。両者にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあり、自身のライフスタイルや治療への希望によって最適な選択は変わってきます。
見た目の面では、マウスピース矯正が圧倒的に有利です。透明なマウスピースを使用するため、矯正していることがほとんど気づかれません。一方、ワイヤー矯正は歯の表面に金属のブラケットとワイヤーを装着するため、目立ちやすいというデメリットがあります。近年では、透明なブラケットや歯の裏側に装着する舌側矯正など、目立ちにくいワイヤー矯正もありますが、費用が高額になる傾向があります。
食事や歯磨きのしやすさについては、マウスピース矯正が優れています。マウスピースは取り外し可能なので、矯正前と同じように食事ができ、歯磨きも普段通りに行えるため、口腔衛生を保ちやすいです。ワイヤー矯正の場合、装置に食べ物が挟まりやすく、ブラッシングも難しくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすいといえます。
費用と治療期間については、症例の複雑さによって大きく異なりますが、一般的にマウスピース矯正とワイヤー矯正で大きな差はないことが多いです。軽度の症例であればマウスピース矯正の方が短期間で費用も抑えられることもありますが、重度の症例になると期間も費用もかさむ傾向にあります。適応症例の広さでは、ワイヤー矯正の方が歴史が長く、複雑な症例にも対応できる範囲が広いとされてきました。しかし、マウスピース矯正も技術の進歩により、対応できる症例が増えてきています。最終的な選択は、歯科医師との相談を通じて、ご自身の歯の状態、費用、期間、そして最も重視するポイントを考慮して決定することが大切です。
知っておきたいマウスピース矯正の限界と適応外のケース
マウスピース矯正は多くの歯並びと噛み合わせの問題を解決できる優れた治療法ですが、すべての症例に対応できるわけではありません。治療を検討する上で、その限界と適応外となるケースを理解しておくことは非常に重要です。
最も大きな限界として、重度の症例ではマウスピース矯正単独での治療が難しい場合があります。例えば、顎の骨格に大きなズレがある「骨格性の不正咬合」や、大幅な歯の移動を伴う抜歯症例では、マウスピースだけでは十分に歯を動かすことが困難な場合があります。このようなケースでは、外科手術との併用や、ワイヤー矯正のような他の矯正装置との組み合わせが必要になることがあります。
また、歯周病が進行している場合や、インプラントが多数埋入されている場合なども、マウスピース矯正が適応外となることがあります。歯周病が活動期にあると、歯を支える骨が不安定なため、矯正治療によって症状が悪化するリスクがあります。また、インプラントは骨に直接結合しているため、矯正装置で動かすことができません。その他にも、マウスピースの装着時間を守れない方や、口腔衛生状態が極めて悪い方も、治療の成功が難しくなるため、歯科医師から適応外と判断されることがあります。
マウスピース矯正は非常に効果的な治療法ですが、万能ではありません。そのため、治療を開始する前に、精密な検査と経験豊富な歯科医師による適切な診断を受け、ご自身の症例がマウスピース矯正に適しているか、他にどのような選択肢があるのかを十分に話し合うことが大切です。
マウスピース矯正で噛み合わせが悪化するって本当?原因と対策
マウスピース矯正を検討されている方の中には、「噛み合わせが悪化する」という噂や情報に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。確かに、矯正治療の過程で一時的に噛み合わせに違和感を覚えることは少なくありません。しかし、これは歯が正しい位置へと動いている証拠であることがほとんどで、最終的には改善されることが一般的です。
このセクションでは、なぜ治療中に一時的な噛み合わせの違和感が生じるのか、そしてその違和感が続く場合の具体的な対処法、さらに噛み合わせの悪化を防ぐために患者さんご自身が注意すべき点について詳しく解説していきます。マウスピース矯正に対する正しい知識を身につけ、安心して治療を進めるためにお役立てください。
治療中に一時的に噛み合わせに違和感が出る理由
マウスピース矯正中に「特定の歯だけが先に当たる」「うまく噛めない」といった噛み合わせの違和感が生じるのは、ごく自然なことです。これは、歯が最終的な理想の位置へと動いている途中の段階であり、まだ安定していないために起こる現象です。
マウスピース矯正では、1枚のマウスピースで0.25mm程度の非常にわずかな変化を段階的に加えて歯を動かします。この動きは個々の歯に異なる影響を与えるため、一時的に噛み合わせのバランスが崩れることがあります。例えば、奥歯が先に動いて前歯が当たらなくなる、あるいは逆に前歯が強く当たるようになる、といった状況が考えられます。このような違和感は、歯が計画通りに移動している過程で生じるものであり、通常は次のマウスピースに交換するごとに徐々に解消されていきます。
したがって、治療中に一時的な噛み合わせの違和感があったとしても、過度に心配する必要はありません。これは治療が順調に進んでいる証拠とも言えますので、安心して歯科医師の指示に従い、次のステップへと進んでいきましょう。
噛み合わせの悪化を防ぐために注意すべきこと
マウスピース矯正で理想的な歯並びと噛み合わせを手に入れるためには、患者さんご自身の適切な自己管理が非常に重要です。治療計画通りに歯を動かし、噛み合わせの悪化を防ぐための最も基本的なルールは、マウスピースの装着時間を厳守することにあります。
具体的には、1日20〜22時間以上の装着を徹底することが不可欠です。この時間を下回ると、歯は計画通りに動かず、治療期間が延びたり、最悪の場合、噛み合わせが悪化してしまう原因にもなりかねません。食事や歯磨きの時以外は常に装着することを心がけましょう。また、マウスピースをしっかり歯に密着させるためのアライナーチューイーの使用や、清潔な口腔内を保つための丁寧な口腔ケアも欠かせません。硬すぎるものを避け、歯やマウスピースに負担をかけない食生活も、スムーズな治療をサポートします。
これらの自己管理を徹底することで、治療計画が順調に進行し、一時的な噛み合わせの違和感も最終的には改善され、最終的な目標である理想的な噛み合わせへと導かれるでしょう。
噛み合わせの違和感が続く場合の対処法
マウスピース矯正中に一時的な噛み合わせの違和感が生じるのは前述の通り自然なことですが、その違和感がなかなか改善しない、あるいは痛みを伴うような場合は、決して自己判断せずに早めに歯科医師に相談することが重要です。違和感が続くことでストレスを感じたり、食事がしづらくなったりするようであれば、我慢せずに連絡しましょう。
クリニックに連絡する際は、いつからどのような違和感があるのか、痛みの有無、そして現在のマウスピースに交換してからの期間などを具体的に伝えることで、歯科医師も状況を把握しやすくなります。必要に応じて、予約を早めて診てもらうなどの対応を促しましょう。歯科医師は、マウスピースの調整や次のステップへの移行タイミングの変更、あるいは治療計画の見直しなど、適切な処置を検討してくれます。放置してしまうと、治療期間が延びたり、より大きな問題に発展する可能性もありますので、専門家による早期の対応を求めることが、治療を成功させるための鍵となります。
マウスピース矯正を成功させるための重要なポイント
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくいという利点から多くの方に選ばれていますが、治療を成功させるためにはいくつかの重要なポイントがあります。歯科医院選びから、日々の自己管理、そして治療後の保定まで、各段階での適切な取り組みが最終的な治療結果を大きく左右します。これからマウスピース矯正を始めようと考えている方や、現在治療中の方にとって、これらのポイントを押さえることは、理想の歯並びと噛み合わせを手に入れる上で非常に大切です。
精密な診断が鍵|信頼できる歯科医院の選び方
マウスピース矯正を成功させるためには、信頼できる歯科医院を選ぶことが最初の、そして最も重要なステップです。歯科医院選びにおいては、まず、カウンセリングが丁寧であるかを確認しましょう。患者さんの悩みや要望をじっくりと聞き、治療内容や費用について分かりやすく説明してくれる歯科医院は、信頼できる目安の一つです。
次に、精密な診断を行っているかどうかも非常に重要です。レントゲン撮影や口腔内スキャナーによる3Dスキャンなど、設備を用いた詳細な検査を通して、現在の歯並びや噛み合わせの状態、顎の骨格などを正確に把握しているかを確認してください。これらの検査結果に基づき、複数の治療選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明してくれる歯科医院であれば、安心して治療を任せられるでしょう。
また、歯科医師が噛み合わせに関する深い知識と豊富な経験を持っていることも大切です。マウスピース矯正は、単に歯をきれいに並べるだけでなく、噛み合わせを改善することも目的としています。そのため、歯科医師が噛み合わせの専門的な知識を持ち、患者さん一人ひとりの口腔状態に合わせた最適な治療計画を立てられるかどうかが、治療の成否に大きく関わります。
後悔しない歯科医院選びのためにも、いくつかのクリニックでセカンドオピニオンを聞くことも有効です。複数の歯科医師の意見を聞くことで、より自分に合った歯科医院を見つけやすくなります。
治療計画と自己管理の徹底(装着時間・口腔ケア)
マウスピース矯正では、歯科医師が立案した治療計画に沿って歯を動かしていくため、患者さん自身の自己管理が治療の成功を大きく左右します。特に重要なのが、マウスピースの装着時間を厳守することです。
マウスピース矯正の効果を最大限に引き出すためには、1日20〜22時間以上の装着が不可欠とされています。この装着時間を守らないと、歯が計画通りに動かず、治療期間が長引いたり、最悪の場合、計画自体を見直す必要が出てきたりすることもあります。食事や歯磨きの時以外は、常にマウスピースを装着するように心がけましょう。
また、マウスピース装着中の飲食にも注意が必要です。水以外の飲み物や食べ物を摂取する際は、必ずマウスピースを外してください。砂糖入りの飲み物や色の濃い飲み物は、虫歯の原因になったり、マウスピースが着色したりする可能性があります。食後は、必ず歯磨きをしてからマウスピースを再装着することで、口腔内を清潔に保ち、虫歯や歯周病のリスクを防ぐことができます。
治療期間と費用の目安
マウスピース矯正を検討する上で、治療にかかる期間と費用は多くの方が気になる点ではないでしょうか。これらの目安は、患者さんの歯並びや噛み合わせの状態、治療範囲(部分矯正か全体矯正か)、使用するマウスピースの種類、そして選択するクリニックの方針によって大きく変動します。
一般的に、部分矯正であれば数ヶ月から1年程度、費用は数十万円からとなることが多いです。一方、全体矯正では1年半から3年程度の期間を要し、費用は70万円から100万円前後が一般的とされています。これらはあくまで目安であり、歯の移動量が多い重度の症例や、抜歯を伴うケースでは、さらに期間や費用が増加する可能性があります。
具体的な期間と費用については、カウンセリングと精密検査を経て、歯科医師から正確な治療計画と見積もりを提示してもらうことが最も確実です。複数のクリニックで相談し、納得のいく説明と費用提示をしてくれる場所を選ぶようにしましょう。
後戻りを防ぐ「保定装置(リテーナー)」の重要性
歯列矯正治療が無事に完了し、理想の歯並びと噛み合わせを手に入れた後も、それで終わりではありません。矯正治療で整えた歯並びが元の状態に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、「保定装置(リテーナー)」の使用が非常に重要になります。矯正治療は、リテーナー期間まで含めて完了するという意識を持つことが大切です。
歯は、矯正によって新しい位置に動かされた後も、周囲の骨や歯茎が安定するまでに時間を要します。この期間にリテーナーを装着しないと、歯は元の不揃いな状態に戻ろうとしてしまいます。リテーナーは、動かした歯を新しい位置にしっかりと固定し、後戻りを防ぐ役割を担います。リテーナーには、取り外しが可能なマウスピース型や、歯の裏側に固定するワイヤー型など、いくつかの種類があります。
一般的に、リテーナーは矯正治療期間と同じくらいの期間、あるいはそれ以上長く装着することが推奨されます。最初のうちは食事と歯磨き以外は常に装着し、徐々に装着時間を減らしていくのが一般的ですが、具体的な装着期間や方法は歯科医師の指示に従うようにしてください。定期的なメンテナンスも忘れずに行い、せっかく得た美しい歯並びと健康な噛み合わせを長期的に維持しましょう。
まとめ:歯並びと噛み合わせを整え、自信のある笑顔と健康を手に入れよう
歯並びと噛み合わせを整えることは、単に見た目を改善するだけでなく、全身の健康にとっても非常に重要です。正しい噛み合わせは、顎関節への負担を軽減し、顎関節症の予防や改善に繋がります。また、咀嚼効率が向上することで消化器への負担も減り、虫歯や歯周病のリスクも低減できます。さらに、原因不明の頭痛や肩こりが改善されるケースも少なくありません。
そして何より、整った歯並びと自信を持って笑えるようになることは、精神的な満足感と自信の向上に大きく貢献します。マウスピース矯正は、目立ちにくいという特性から、矯正中の見た目が気になるという方も始めやすい選択肢の一つです。ぜひ、信頼できる歯科医師と協力しながら、ご自身の理想の笑顔と健康を手に入れてください。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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